戦時中、昭和17年5月発行
初版 サフランの歌
文学作品としての価値があります。
約80年以上前の本なので
状態は非常に悪く
ページが一部脱落している箇所
書き込み箇所があります。
著者が若くして亡くなり、数年後、著者の父が発表した作品。
この作品は、最初、謄写版刷りタイプ印刷のものを、手とじにしたものがでまわり、
まだ、ほんとうには出版されていない時の貴重な書籍から発行に至ったという逸話があるそうです。
その後、
1988年 国書刊行会(淳一文庫24)より中原淳一編「サフランの歌」出版
2012年河出書房新社より早川茉莉編「すみれノオト 松田瓊子コレクション」出版
広い世代で現代まで読み継がれている作品です。
松田瓊子(1916~1940年)
「東京小石川に生まれる。父は作家の野村胡堂。15歳の頃より小説を書き始める。スピリ、オルコット、バーネットらに影響を受け、キリスト教信仰にもとづいた清純な作品を発表。その世界は、「ひまわり」世代の読者に「夢のような日常」と憧れを持って迎え入れられた。」
しかし、残念ながら結核を患ったことにより、わずか23歳の若さで病没しています。
「ひまわり」は中原淳一が設立したヒマワリが昭和22年に創刊した戦後少女雑誌です。
非常に希少価値の高いものです。
大切にしてくださる方へ。